本日もAmazonの映画鑑賞記録です。(今回は有料でした)
『パディントン』
しゃべれるクマがロンドンにやってくる話。
本日もネタバレ少なめにお話します^^
『パディントン』 あらすじ
ペルーのジャングルの奥地。
ある日、大地震が起きて、
動物たちは普段のように住める状況ではなくなってしまう。
その森で育ってきた、ある子グマもそのひとりだった。
彼は、地震で亡くなった叔父が生前に、
いつも楽しく話をしてくれた、
探検家の話が忘れられず、
その探検家が住んでいるロンドンを目指し、旅に出る。
なんとかロンドンには到着したものの、
周りは初めて出会うものばかり。
パディントン駅で路頭に迷う子グマに、
優しいブラウン一家が手を差し伸べる。
ロンドンへやってきた、小熊のパディントンが色々がんばる、
クマカワ☆ハートフルな作品。
児童小説「くまのパディントン」の実写映画化作品です。
パディントンがお世話になる、
ブラウン家のお母さんは、
サリー・ホーキンスが演じています。
『シェイプ・オブ・ウォーター』のイライザです^^
あと、二コールキッドマンが、
金髪ボブで美しすぎる・・・w
ずっとホッコリした気分で観られる映画!
この映画は、ポワポワしたクマが人間の世界で頑張るのを、
微笑みながら見守る映画です。
色鮮やかに描かれたロンドンの町で、
クマの”初・ロンドン大冒険”を追っていきます。
最初まともにテーブルでご飯も食べられないですからね・・・
人間の常識を超えた世間知らずっぷりが楽しいですw
基本は、ちょっとした事から、
とんでもないハプニングへ発展してしまう
ドッタンバッタンを何度も楽しむ映画ですね^^
観客をハラハラさせるシーンもあるのですが、
それも他映画のシーンの完全なオマージュで、
終始ニコニコしながら観ることのできる、
やさしいエンターテイメント作品でした!
二コール・キッドマンが、
”トム・クルーズのアレ”をしますよ・・・w
まめちしき:原作『くまのパディントン』
私は個人的にパディントンといえば、
子供の頃に親が持っていた、
三井銀行(だったかな?)の通帳に書かれたキャラクター
のイメージでした。
それ以降、自分とは接点が無かった作品なので、
この機会に原作について調べてみました!
(主にwikipediaより)
『くまのパディントン』は
1958年にマイケル・ボンドによって執筆された小説。
妻へのクリスマスプレゼントを探していたところ、
売れ残りの小さなくまのぬいぐるみを見てかわいそうに思い、
妻へのプレゼントとして購入しました。
このぬいぐるみの名前は近くに住んでいた駅から
「パディントン」君に。
このぬいぐるみが原作を書くきっかけとなったそうです^^
彼はもともと、BBCのカメラマン。
最初はちょっとした趣味として書いていたそうですが、
10日で出版できるまでに一気に書き上げてしまったそう。
その後カメラマンを退職し、執筆活動に専念。
さまざまな絵本を書き続けました。
パディントンシリーズは大人気となり
全世界の子供たちに愛される作品となりました^^
ぬいぐるみの恩返し・・・
このエピソードですら、おとぎ話にありそうな話ですね!
まとめ!
子供向けのイメージはある作品ですが、
各所に散りばめられた某映画のオマージュシーンや、
音楽・映像もオリジナリティのある手法で、
観ていて楽しい、誰もが愛せるハートフルな作品でした!
私の中で、特にこの作品で印象的だったのは、
カリブ系バンドのおじちゃんたち。
彼らがシーン各所に映って、ニコニコ顔で演奏した音楽が、
映画の雰囲気に彩りを与えています。
実は彼らの歌う カリプソは、
原作『くまのパディントン』発行当時からの
”移民問題”と大きいかかわりがあるそうです。
色々記事を書くのに調べて分かりました。
歴史を背景にしたそのメッセージを感じられるまでは、
申し訳ない!私には学が足りないのですが・・・
エンターテイメント作品として映像化しながらも、
原作が持つストーリーや行間を大事に、
丁寧に作られた作品なんだなぁというのは良く分かりました。
最後は登場人物みんなと雪合戦がしたくなる、
とてもハートフルな作品です。
続編はヒューグラントが出ているそう・・・
そっちも早く観たいなぁ・・・