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チャン・イーモウの気まぐれ映画!『グレートウォール』レビュー

本日もAmazon ビデオで鑑賞した作品記録です。

『グレートウォール』

万里の長城のお話。

ネタバレ少なめにお話します^^

 

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 『グレートウォール』 あらすじ

グレートウォール(字幕版)

世界を旅するウィリアムら二十数名の傭兵部隊は、

シルクロードの中国国境付近で馬賊に攻撃された上に、

謎の獣に襲われる。

 

生き残ったウィリアムとトバールは、

禁軍が守る万里の長城にたどり着くものの降伏を余儀なくされる。

 

戦略を担うワンによって処刑を免れたのち、

自分たちを襲った獣が饕餮(トウテツ)という怪物であり、

万里の長城がその群れを都に入れないための防壁だと知るウィリアムとトバール。

やがてすさまじい地響きと共に無数の獣が迫ってきた。

 

シネマトゥデイより引用 一部変更)

万里の長城で怪物を迎え撃つ、ファンタジー戦映画。

 

監督はチャン・イーモウ監督。

代表作は『初恋のきた道』『HERO』など。

美しい情景を描く作品にが定評がある方です。

(『HERO』のワイヤーアクション、個性的で結構好きです)

 

主演はマット・デイモン(!)

弓が得意な傭兵ウィリアムを演じています。

 

アンディ・ラウ や ウィレム・デフォー が出ているのも

個人的にはキャスティング結構いい感じ。

 

まめちしき:中国・米国合作映画!しかし・・・

この作品は、チャン・イーモウ監督がハリウッドと一緒に製作した作品。

中国製作映画としては最大の製作費用、

1億3500万ドルをかけて製作されたそうです。

 

そのことで公開当初は、かなり話題になった映画でしたが、

残念ながら、米国では興行的にスベってしまいました^^;

 

しかも内容も、”斬新といえば斬新。”な異色作だったため、

かなりコアな映画扱いを受けてしまうことになります・・・

 

その扱いもなかなかで、

「マット・デイモンの黒歴史」

と本人もいじられているそうで・・・^^;

 

実際に観てみると・・・

 

「あ、マット・デイモンが出てるー 観てみよっと」

くらいの感じで、前知識無しに今回鑑賞しました。

 

最初は

「万里の長城を舞台にしたまじめな歴史考察映画かな・・・

という感じで観てたのですが、

そんな序盤から

「うお、化けもんがウジャウジャ出てくる!」

 

そう、この作品は 

      イーモウの気まぐれ映画

『スターシップ・トゥルーパーズ』撮ってみたかってん

    ~ロード・オブ・ザ・リング風味~   

                  だったのです。

 

驚きました!これは確かにB級だけど、

一流のB級映画です!w

 

万里の長城に搭載された隠し機能の数々、

腕に自信のある、カラフル鎧の豪傑たち。

柱の陰から覗く、ウィレム・デフォー。

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そこに押し寄せてくる、バケモンの緑色の波。

人間軍を鼓舞する、大勢の戦太鼓部隊(ヌンチャクで叩いてるw)。

「え?なにが起きるの?」と、異国の文化に怯える主人公。

それを見ている、ウィレム・デフォー。

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気がついたら夢中で観てしまいました。

B 級 映 画 としてね。

 

いやぁマット・デイモン巻き込まれましたなー(笑) 

 

 まとめ!

 面白いは面白いけど、

突っ込みどころありすぎ!

 

何で、これに気がつかないんだ!

何だ、その移動方法は!

いや その攻撃、絶対効果ないじゃん!

 

これの応酬ですw

 

でもこの作品はあくまでも、

B級映画なので、笑い飛ばしましょう!

『少林サッカー』を観るときと、

同じテンションで観ると良いかもしれません。

ワイヤーアクション華麗だし。

 

そんなかんじで、

楽しく観られる”まさかの”エンターテイメント映画でした。 

 

 

グレートウォール(字幕版)

グレートウォール(字幕版)