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過去のラジー賞作品を観てみよう!『エアベンダー』レビュー

本日もAmazonビデオで鑑賞した作品記録です。

『エアベンダー』

自然の力を操る不思議な力をテーマにした、

ファンタジー作品。

本日もネタバレ少なめにお話します^^

 

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『エアベンダー』 あらすじ

エアベンダー (字幕版)

気、水、土、火の4つの属性がバランスを保っている世界。

それぞれ4つの王国が治めていた。

しかし、火の王国が反乱を起こし、

その武力を前に、人々の平和が脅かされた。

 

気の王国の気を操ることができる“エアベンダー” のアンは、

世界の調和を目指し、

すべての属性を操る”アバター”となるための旅に出る。

 

 

 自然をつかさどる4つの力を操る人たち、

”ベンダー”の戦いを描いたファンタジー。

 

監督は、M・ナイト・シャマラン監督。

以前、鑑賞した『スプリット』の監督さんです。

www.chiramix.com

 

名を挙げるほど、特に有名な方は出演していないですが、

VFXは、I.L.M(ルーカスフィルム所有の制作会社)が担当。

「こっちで勝負!」感が伺えますね!

 

王道ファンタジー3部作構成の1話目!

土の巻 第20章 運命の分かれ道

アメリカのテレビアニメのシリーズ

『アバター 伝説の少年アン』を映像化した作品です。

 

実はこの作品は『アバター』という名前になる予定でしたが、

同時期にジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』があり、

競合に負けて『エアベンダー』となったそう・・・^^;

 

原作がアメリカでは人気の作品だったということで、

この映画も、設定がしっかりしており、

3部作の最初の作品として作りこまれた作品となっています。

 

私は以前から気になっていたので、今回鑑賞しました。

(後述のラジー賞受賞作なのもきっかけですがw)

 

独特な少林寺拳法をモチーフとした戦い方が、

オリジナリティを感じて結構良い感じ。

その動きと連動した、火や水などのエレメントのエフェクトが面白い!

 

中2病からは少し成長した、高2病の30代の私には、

この殺陣はなかなか刺激的でした!

 

だけど、

「さっきのシーンでここにいたのに、なぜ今ここにいるの?」

「あれ?この戦いはこれで終わり?」

みたいな、編集に置いてかれていく感はとても強く、

 

最後も

「あれ?」

といってる間にエンドロールを迎えました・・・w

 

楽しい!けど、惜しい!という映画でした。

 

まめちしき:ラジー賞とは?

「ゴールデンラズベリー賞」といわれる賞の別称です。

1981年 創設の歴史ある賞。

アカデミー賞の前夜に毎年、「最低な」映画を選び、

愛を込めてムリヤリ表彰する、ある意味名誉ある賞となっています。

 

最新の(2017年度)受賞作は?

今年(2017年度作品)は、

公開時からある意味評判だった作品、

「emoji the movie」ががっちり賞を持っていきましたw

eiga.com

 

これは多分、記事のリクエストが来ない限り観ないな・・・w

 

『エアベンダー』はどうだったの?

まあ、そういう由緒ある賞なのですが、

『エアベンダー』は、

2010年度のラジー賞で、

最低作品賞・最低監督賞・最低脚本賞・最低助演男優賞、

”最も3Dの使い方が間違っていて目に悪い映画賞”

5部門をガッツリ受賞。つ・・・強いw

 

私は3Dで観てないから、目に負担が無く楽しめましたw

 

脚本・監督など、作品根本に関わる部分が多いですね。

前述の編集の部分、ラジー賞会員の皆さんも気になったのかなぁ。

大作への期待があっただけにガッカリしたんでしょうね^^;

 

この作品は人種差別の観点でも、

問題視された部分があり、炎上したとの事。

 

3部作のはずが、続編も凍結されてます・・・

 

「あれ?ここで終わるの?」

の後に、何も無い映画になってしまいました・・・^^;

 

まとめ!

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色々、映画外でザンネンなことがあった映画!

だけど、戦闘・エフェクトは結構面白い!

重低音ゴリゴリで観るといいよ!

 

次は2章!これから面白くできるのかもしれないな・・・

と思わせながら、続編が出ない^^;

これぞ、シャマラン監督のお得意などんでん返し!

なワケではないですよね。すいません・・・

 

だけど、

ラジー賞とってても、面白い映画は面白いですよ!

人によって、映画の合う合わないは絶対ありますからね。

 

「好き」の逆は「嫌い」じゃ無くて、「無関心」

 

そのニュアンスがちょっと分かった映画でした。

 

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